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【漫画】AIの遺電子

チャンピオンで連載されていた「AIの遺電子」を読破してやりました!!
山田胡瓜さんによるSF漫画です。SF万歳!
え〜、これ中途半端な終わりやん…と思ったら、別冊少年チャンピオン11月号(秋田書店)から新連載すんだね。

「AIの遺電子 RED QUEEN」として始まるらしい。
「RED QUEEN」では、ネットワークを介して離散してしまった母親の人格を探す電脳専門医・須堂の、異国での旅が描かれるそうな。お母さん、一人見つかってたもんね。

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AIの遺電子の主な登場人物

須堂(すどう)

須堂新医院の院長でヒューマノイド専門医。なお「新医院」とはヒューマノイドの診察、治療と人間へのインプラント手術などの両方を行う病院。両方の治療を行う医者を「新医者」と呼ぶ。ヒューマノイドに育てられており、その母は禁止されている人格のコピーを売ってしまい、刑務所に入っている。その母の世界中に散らばったコピーを探している。

モッガディート

闇医者としての須堂の名前。名前の由来はジェイムズ・ティプトリー・Jr.のSF短編小説『愛はさだめ、さだめは死』の主人公である非ヒト型種族の名前。

リサ

須堂新医院で須堂の助手(看護士)を務めるヒューマノイドの女性。須堂を慕っているがいい出せずにいる。小さい頃に須藤に助けられている。

MICHI

超高度AI。人間およびヒューマノイドの世界をコントロールしている。

AIの遺電子の用語

ヒューマノイド

人間と同じレベルの知性、感情のあるヒト指向型人工知能を搭載した存在。世界の総人口の1割に達している。
人間とヒューマノイド、ヒューマノイド同士の間で親子、夫婦、恋人、友だち、といった関係が成立する。養子になってたり、ヒューマノイド同士だと、人工的に子供を作ったりしてる。人間とヒューマノイドの考え方や接し方は人によってかなり考えが違うため、その軋轢がある。
寿命も存在しており、超高度AIであるMICHIによってコントロールされている。

ナイル社

巨大企業。モデルはAmazonらしい。でもgoogle的な感じもするし。
siriみたいな据え置き型だったり携帯型だったりする、コミュニケーションやアドバイスをくれる端末がある。

AIの遺電子のあらすじ

近未来、ヒューマノイドと人間は同じ人権をもち、共に暮らしていた。ヒューマノイド専門の医者・須堂と共にめぐるオムニバス漫画。

AIの遺電子の感想

私はパーマ君の回が好き!!!
あの最後のパーマ君が「私が過ごしたすべての半年の中で一番素敵な時間」というのがすごく好き!
コミックス1巻発売時の帯にある「これぞ近未来版ブラック・ジャック! 人工知能を治療する新医者!」ってあって、ブラック・ジャックのイニシャルである「BJ」を1文字シフトすると「AI」になるっていうロジックもちょっといい!!