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【漫画】今際の国のアリス(結末、ネタバレ、あらすじ)

「今際の国のアリス」をようやく読破しました。やったー!
ネタバレ、結末ありです。

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登場人物紹介

登場人物が大量にいますので、主人公とヒロインだけ。

有栖良平(ありす りょうへい) / アリス

本作の主人公で高校3年生。勉強もスポーツもぱっとしない落ちこぼれの少年。裕福な家庭の生まれだが、父親から出来のいい弟と比べられていて、家庭に居場所がない。友人のカルベとチョータに信頼を抱いており、「今際の国」に入った後も共に行動していたが、滞在初日に知り合ったシブキも含めて彼らが自分のために死んでしまったことで、「今際の国」の謎を解明し、脱出しようと奔走する。

宇佐木柚葉(うさぎ ゆずは) / ウサギ

クライマーの女子高生。「おにごっこ」の会場でアリスと出逢う。同じクライマーである父が濡れ衣で自殺し、その後今際の国へ入国する。
「今際の国」でも父親から学んだサバイバル技術で一人生活していたが、心の底から「居場所がなくても、仲間を失っても生きたい」と叫んだアリスに共感を抱き、共に生きる決意をする。

あらすじ、感想、ネタバレ、結末とか

作者は麻生羽呂先生。掲載誌は少年サンデー。ジャンルは少年コミックのサバイバル漫画で全18巻。

自分を受け折れてくれない日常にイラつきながら、高校生活を過ごしていた有栖良平は友人のカルベとチョータとともに深夜、花火の打ち上げをみた。その後気づいてみると、そこは現実世界から数百年以上たったと思われる街の中で、人は自分たちしかいないようだった。
明かりに惹かれて、祭り会場のような場所に行ってみると、そこでは「げぇむ」が開催されていたのだった。

「げぇむ」をクリアできなければ死、クリアできれば滞在ビザがおり、「げぇむ」の難易度にしたがって生きることが可能な世界、今際の国へ有栖たちはきてしまっていたのだ!

たくさんの仲間を失いながら、有栖は「げぇむ」をクリアし続け、今際の国の秘密を探り、元の世界へと帰る方法を必死で探し始めたのだった。

今際の国のアリスの結末

結局、あの花火は巨大隕石で街は破壊され、その隕石によって重傷をおい意識不明となった人々が、共有していた世界と言う…まあ夢オチだよね!
みんなで力を合わせてミラとの最終対決。普通のゲートボールで戦うだけで、途中で薬を守られたりするけど、精神力とうさぎの愛で勝利!。ミラに勝利したアリスたちは「今際の国の国民となって次回の【げぇむ】に参加できる永住権を取得するか放棄するか」の選択を迫られ、もちろんアリスたちの選択は【放棄】。現実世界へ。

今際の国のアリスの感想

一つ一つの「げぇむ」のルール設定などが非常に面白く、18巻一気読みできます。続けて読めば結末に関しては、その辺の夢オチよりずっときちんとまとまっており、納得できるし最後、アリスが大学で夢に向かって頑張る姿は、感動します。うさぎとの仲もいいなって終わりだし。

ただ連載で読んでいたら、辛かったかも…。
「げぇむ」自体や登場人物の出方、ストーリー展開はテンポも良く飽きさせないから、続きがすごく気になっただろうし。それでそつなく夢オチ…物足りなさを感じたかもしれません。

最終巻が出て、全巻一気読みできる今が一番読みどきかもしれないです。