テフロン、フッ素加工のフライパンを焦げを落として長持ちさせるコツ!
テフロン、フッ素加工、焦げ、落とし方で検索される方が多いというのと、実際自分でも「半年から一年でフライパン買い替えとか、普通ないのでは?」「不経済なの?」「焦げを落とせばもっと使える?」などいろいろ調べて実践してみました!!
フライパンのテフロン加工、フッ素加工を長持ちさせる使い方
まずはテフロンとフッ素加工の違いから…
フライパンのテフロン加工、フッ素加工の違い
テフロン加工とは
アメリカのデュポン社が作ったフッ素樹脂に使われる名称。登録商標。
フッ素加工とは
アメリカのデュポン社製のフッ素樹脂以外のものをフッ素加工と呼ぶ。
結局両方フッ素を使っているわけです。マーブルとかダイヤモンドとかはフッ素加工の過程で、それらを混入させたりしてフッ素の強度をあげているわけですね。
剥がれたフッ素が体内に入っても問題ないの?
フライパンのフッ素が剥がれたってことは微量ながらも、食品に混入して体内に摂取されているってことです。それって問題ないのでしょうか?
そのままフッ素は体外へ排出せれているので問題なし
口から入ったフッ素はほとんどがそのまま体外へ排出されていくので大丈夫だそうです。しかし高温で空焚きすると…。
360度以上の空焚きでフッ素加工樹脂(テフロン)から発生する有害なガス
漫画「食いタン」でもありましたが、テフロンは高温に弱い!フッ素樹脂加工は表面温度が260度以上で劣化が始まり、360度前後で熱分解、有毒ガスが発生し始めると言われています。(食いタンではその有毒ガスを使って完全犯罪を目論んでいたのを、高野探偵に見破られてました)
フッ素樹脂加工はフッ素樹脂PTFEだけでなく、フッ素樹脂を接着させるために使用される化学物質PFOAにつても発がん性や奇形への影響が指摘されています。
テフロンのフライパンによく「中火以下で調理して」とあるのはこのためです。空焚きも厳禁。空焚きしたら2分程度で300度近くにフライパンの温度は上がります。特に軽いフライパンは薄いので要注意です。
フライパンのテフロン、フッ素加工を長持ちさせるコツ
- 中火以下で調理する
- 空焚きしない
- 鉄のフライ返しを使っても傷つかないみたいな謳い文句のフライパンでも角が丸くて、柔らかい素材のフライ返しを使う
- 少量食材の調理をしない(フライパンにウィンナー数本とかだと、乗ってないところが空焚き状態です。レンチンとか茹でましょう)
- 揚げ焼き(少量の油で揚げる感じで焼くという調理法、油の量が少量で済むため人気のある調理法)の時は火加減に注意し、高温にならないようにする
高温にせず、空焚きしないで、ガリガリこすったりしない!というにが長持ちの秘訣ですな。
テフロン、フッ素加工についた焦げを落とす
フライパンを焦がしちゃった!という時は、ゴシゴシ硬いものでこすったりするのは厳禁です。
昔、綺麗好きの父が母の焦がしたフッ素加工のフライパンを鉄たわしでガリガリやって完全に使い物にならなくして怒られてましたなー。
- 水を入れて沸騰させ、そのまま一晩置いてから洗う
- フライパンをよく洗い、焦げ目を天日で干して木のヘラなどでそっとこする。
- 水を張り、重曹を入れて沸騰させてから洗う
我が家では水につけてから洗ってます。というかテフロンやフッ素加工のフライパンを焦がすと確実に焦げやすくなります。焦がさないようにしましょう。
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