【漫画】応天の門
平安サスペンス漫画「応天の門」を読みました〜!灰原薬さんの漫画作品。『月刊コミック@バンチ』(新潮社)にて2013年12月号から連載中!
菅原道真や在原業平が主人公という、歴史サスペンス漫画です。教科書に出てきた人たちが生き生きと動いていて楽しい!!
応天の門の登場人物
在原業平(ありわら の なりひら)
左近衛権少将。モテ男。女たらし。モテモテイケメン。高子と昔関係があった。
菅原道真(すがわら の みちざね)
文章生。長谷雄からは「菅三殿」、屋敷の女房からは幼名の「阿呼さま」と呼ばれている。
ものすごく洞察力に優れた天才肌として描かれている。
菅原是善(すがわら の これよし)
道真の父。天皇の侍読をしており、ときには天皇に頼みにされることもある。
紀長谷雄(き の はせお)
業平の妻の縁者で、道真の学友。ミーハーな感じで描かれている。
白梅(はくばい)
オリジナルキャラと思われる。森本の翁に仕える女房。翁の元で漢学を学び、翁の死後は道真に仕える。識字に長け、道真父子の書倉の整頓・管理を任されている。玉虫姫の一件を業平から知らされている高子から玉虫姫とも呼ばれている。宣来子とは読書を通じて友人関係となり、時には道真との恋の相談も聞く。
藤原良房(ふじわら の よしふさ)
左大臣。藤原北家を率いる朝廷の実力者で、今上帝の外祖父。
藤原高子(ふじわら の たかこ)
良房の姪。良房の権勢拡大の策として、年若い帝に入内することになっている。業平と関係があったようで、一族のものに見張られている。
藤原基経(ふじわら の もとつね)
左近衛中将、参議。良房の甥で高子の兄。
島田忠臣(しまだ の ただおみ)
基経に仕える漢詩人。道真の師であり、また是善の弟子でもある。基経の命で裏で暗躍している。
島田宣来子(しまだ の のぶきこ)
忠臣の娘で道真の許嫁。
応天の門のあらすじ
藤原氏が権力を握っている時代。平安京の都に起こる怪異を在原業平と菅原道真が解決していく!
応天の門の感想
第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞作なだけあって、面白いっす!
本作の監修は東京大学史料編纂所の本郷和人が担当というだけあって、ものすごく詳しい。
藤原高子がたかこかたかいこかとかの解説もあって面白かったですよ。
この漫画読んでから京都行ったら、感動するでしょうね〜。
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