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【映画】黄金のアデーレ 名画の帰還

1998年に起こった実話を元にした映画ですね〜。なんども映像化されており、ナチスの行った美術品の略奪について語られています。
アマゾンプライムで追加されていたので、早速みました〜。

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黄金のアデーレ 名画の帰還のキャスト

マリア・アルトマン:ヘレン・ミレン
ランディ・シェーンベルク:ライアン・レイノルズ
フベルトゥス・チェルニン:ダニエル・ブリュール
パム・シェーンベルク:ケイティ・ホームズ
若き日のマリア・アルトマン:タチアナ・マスラニー
フレデリック“フリッツ”・アルトマン:マックス・アイアンズ
シャーマン:チャールズ・ダンス
フローレンス・クーパー裁判官:エリザベス・マクガヴァン
ウィリアム・レンキスト裁判長:ジョナサン・プライス
バーバラ・シェーンベルク:フランシス・フィッシャー
アデーレ・ブロッホ=バウアー:アンチュ・トラウェ
グスタフ・クリムト:モーリッツ・ブライブトロイ
フェルディナント・ブロッホ=バウアー:ヘンリー・グッドマン

黄金のアデーレ 名画の帰還のあらすじ

グスタフ・クリムトについて

1862年7月14日 – 1918年2月6日。世紀末ウィーンを代表する帝政オーストリアの画家。世紀末芸術、ユーゲントシュティル(アール・ヌーボー)。代表作は『ユディトI』、『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I』、『接吻』、『ダナエ』など。初期の頃の古典的な裸婦像もすきやで。

アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像

クリムトの代表作の一つ。この絵はウィーンの銀行家で実業家のフェルディナント・ブロッホ=バウアーの妻、アデーレをモデルに描いており、彼の注文により同地で描かれた。2006年6月、当時としては史上最高値の156億円(1億3500万ドル)で、エスティ・ローダー社社長(当時)のロナルド・ローダーに売却され、同年7月からニューヨークのノイエ・ガレリエに展示されている。

マリア・アルトマンの物語

マリア・アルトマンはオーストリアのブロッホ=バウアー家の出身で、ウィーンのナチスによる侵攻が始まるまでは裕福な生活を送っていた。ルイーゼとマリア姉妹の叔父フェルディナントとその妻アデーレには子供が無く、二人は実の子のように可愛がられていた。そしてそのアデーレをクリムトが描いた肖像画はブロッホ=バウアー家が財産を没収された時、ナチの手に渡ったのである。

1998年、マリアの姉ルイーゼが死に、その遺品の中に「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」の返還を求める手紙がでてきた。マリアは肖像画やその他の美術品の返還を求めて、ウィーン政府と戦い始めたのだった。

黄金のアデーレ 名画の帰還の感想

非常に感動的です。特に、最後の方でウィーン(敵の本拠地みたいになってる)で調停をする時の、弁護士ランディのスピーチは胸を打つものがあります。ウィーン政府がものすごい悪党に感じまっせ…。ホロコースト許さん!結末は当時、ニュースにもなった通りマリアの手に絵画は戻ってきたわけですが、それでも彼女が失ったもの、全てはもう戻らないんですよね。ウィーンを逃亡する時においてきてしまった両親…友達…親戚…。

ヘレン・ミレンの演技が非常に素晴らしいです。