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【映画】ムーンライズ・キングダム

2017年8月11日

『ムーンライズ・キングダム』(Moonrise Kingdom)は、今をときめくウェス・アンダーソンが監督した2012年のアメリカ。脚本はウェス・アンダーソンとロマン・コッポラが共同執筆。

これまたアマゾンプライムに追加されたんで、また見ました。アカデミー賞に最もちかい監督とか言われてるウェス・アンダーソンの作品です。「グランド・ブダペスト・ホテル」はそこまで面白かったかというと、なぜか印象にほとんど残っていない。次はアニメをとるらしいので、期待してます。

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キャスト

サム・シャカスキー – ジャレッド・ギルマン
スージー・ビショップ – カーラ・ヘイワード
シャープ警部 – ブルース・ウィリス
ウォード隊長 – エドワード・ノートン
ウォルト・ビショップ – ビル・マーレイ
ローラ・ビショップ – フランシス・マクドーマンド
福祉局員 – ティルダ・スウィントン
いとこのベン – ジェイソン・シュワルツマン
ピアース司令官 – ハーヴェイ・カイテル
ナレーター – ボブ・バラバン

ムーンライズ・キングダムのあらすじ、ネタバレ、結末

1965年。アメリカのニューイングランド沖に浮かぶニューペンザンス島。
スージーは12歳、厳しくて融通の利かない父と口うるさい母と、3人の幼い弟たちといっしょに、海沿いの大きな屋敷に住んでいる。彼女の趣味は双眼鏡で世界を見ること。そうすればより世界が近く感じられるから。
ある日、スージーが双眼鏡を覗いていると、偶然母とシャープ警部が親密そうに車の中で一本のタバコを交互に吸っているシーンを見つけてしまいます。
それと同じ頃、ウォード隊長が率いるボーイスカウトのキャンプ地では、隊員の一人、サム・シャカスキーが置き手紙を残して姿を消しました。

1年前の回想シーン:ボーイスカウトの活動で観劇に行ったサムは、カラス役で出演していたスージーと出会い、ひとめぼれ。もちろんスージーも。二人は文通を続け、1年後に駆け落ちする計画を立て実行します。

サムとスージーは計画通りに家を出て、二人で愛の逃避行をはじめます。その二人を追う、ボーイスカウトの隊員たち、シャープ警部、スージーの家族…。
二人は目的地である「3.25海里 潮流口」に到着し、そこを「ムーンライズ・キングダム」と名付け、踊ったりキスをしたりして一晩過ごすのです。深まる二人の愛…しかし翌朝、見つかって引き離されてしまいます。

引き離された二人、スージーの父は「お前たちは永遠に会うことはない」とスージーに告げ、スージーは父に「賢い子を舐めるとひどい目にあう、これは警告よ」といいます。
一方、サムは孤児で里親と暮らしていたことがわかります。里親はサムを引き取ることを拒否。福祉局に問題児のサムは少年収容所に戻される可能性が高いと言われます。トレーラーハウスで孤独な生活を送ってきた独身のシャープ警部がサムを預かることになり、二人に間には友情と信頼が生まれます。スージーも母にこの愛を打ち明けます。そしてボーイスカウトの隊員たちも、二人の真剣さに打たれて、二人の駆け落ちを助けることに。

大嵐が島を襲う予報が出る中、スージーとサムと少年たちはボートを漕いで島から脱出し、ボーイスカウト本部近くまで行きました。そこで年長のスカウト隊員ベンの立ち会いのもと結婚式を挙げた2人は、船を使って遠くに行く予定でしたが、スージーの双眼鏡を取りに戻らなくてはならなくなり、サムに敵意を持つ隊員に通報されてしまい、失敗してしまいます。教会に隠れる二人。福祉局員がやってきて大嵐のために、他の住民も教会へ。そしてやってきた福祉局の女性がサムの保護を要求、すっかり大混乱に。

最後はシャープ警部がサムを養子にすることで大円団を迎えます。
「3.25海里 潮流口」はこの嵐でなくなってしまいますが、サムが描いた「3.25海里 潮流口」にムーンライズ・キングダムの文字が写って終わりです。

ムーンライズ・キングダムの感想

ブルース・ウィリスが警官なのに、爆発しないし、炎も燃え上りません。
もちろんパトカーも最後まで使えるよ!
出てくる人物は全て、善良でほんのちょっと間抜け、いや人間臭い人々ばかりです。サムの孤児という身の上に急に同情し始めたり…。
映像的な技術力は非常に高いです。急にスローモーションがかかったり、画面が引いたりしても本当に違和感なく繋がっていきます。一旦話に引き込まれると、目が離せなくなる素晴らしい映画です。
あーまー、技術的ななんとかっていうよりも、12歳の時に相思相愛の相手を見つけて愛の逃避行とか、すげーなって。私12の時はただの子供やったで。