【映画】疑惑のチャンピオン
かつてツールドフランスのスーパースターだったランス・アームストロングの物語です。
2015年製作のイギリス・フランス映画。
ガンを克服し、ツール・ド・フランスで7年連続総合優勝の偉業を達成したが、その後、長年にわたるドーピングが発覚し、自転車競技界から永久追放されたランス・アームストロングの栄光と転落の人生を、イギリスのサンデー・タイムズ記者デヴィッド・ウォルシュによるノンフィクションを原作に映画化。スティーヴン・フリアーズ監督。
疑惑のチャンピオンの登場人物
ランス・アームストロング – ベン・フォスター
デヴィッド・ウォルシュ – クリス・オダウド
ミケーレ・フェラーリ – ギヨーム・カネ
フロイド・ランディス – ジェシー・プレモンス
ビル・ステイプルトン – リー・ペイス
ヨハン・ブリュイネール – ドゥニ・メノーシェ
ボブ・ハーマン – ダスティン・ホフマン
フランキー・アンドリュー – エドワード・ホッグ
ベッツィ・アンドリュー – エレイン・キャシディ
エマ・オライリー – ローラ・ドネリー
ルパート・ギネス – マーク・リトル
疑惑のチャンピオンのあらすじ
ランス・アームストロングは将来を有望視された自転車競技の選手だった。しかし、1996年10月に精巣腫瘍と脳腫瘍(精巣からの転移)があると宣告されてしまう。そこから過酷な治療が始まった。
癌を克服したランスは、全身の筋肉が落ち、むしろ自転車競技にふさわしい体型になっているが、彼の心肺機能ではツールドフランスで優勝することは難しいと言われてしまう。
そこで彼が手を出したのがドーピングであった。
ドーピング検査をギリギリ通り抜けるために様々な手法を使って、身体能力をあげるランスとそのチームメンバー。もちろんツールドフランスは優勝。それどころか史上初の7連覇まで達成してしまう。
途中何度もドーピングが露呈しそうになるも、賄賂や恫喝で切り抜けていくランス。
しかし、2012年、とうとう全米アンチドーピング機関(USADA)はアームストロングに対し正式にドーピング違反であるとの判定を下した。
疑惑のチャンピオンの感想
日本でも今年、カヌー選手がライバル選手を嵌めようと、飲み物にドーピング材を入れたり、嫌がらせに持ち物を盗んだりする事件がありましたね〜。
スポーツ選手って、清廉潔白なイメージがありますが「相手に負けたくねえ!どんな手を使っても!」という気持ちって恐ろしいほど強いんですよね〜。それがあるからどんな過酷なトレーニングにも耐え、自分を鍛え抜けるんですから当然ですわね。それが間違った方向に行っちゃった最たる例というところでしょうか。
「最高に高度なドーピング術」と言わしめたランス・アームストロングのドーピングは芸術的だったんだそうですよ〜。すげーな。
ディスカッション
コメント一覧
>プーさん >不器用だし、嫉妬深いし、私いいところあるのかな?と一瞬思うぐらいに。 けど、ないものに目を向けたら、逆にあるものが見えてきました。 なにがなんでも自分がそうであると認めたくないあまり、目を向けるまではしんどいんですよ。 しかし、ないものや自分の悪い部分に目を向けないことには、道が開かないんですよね。 なので、 >それに落ち込んでいても明るく過ごしていても他人はどうにもしてくれない、結局そこから自分でどうにかするしかないんだなと思ったら、落ち込んでる時間ってもったいないですよね。 結局はそういうことなんです。