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【漫画】給食の時間です。

裏サンデーで連載していた「給食の時間です。」がなかなかよかったので掲載します。3巻までで完結してるみたいですね〜。終わり方もいいし、傑作だと思うし〜。

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給食の時間です。の登場人物

佐野くん:本作の主人公。4年生の時の仲良しグループとクラス替えで離れてしまって、お昼はぼっちで食べていた。放課後は塾に通っている。運動もあまり得意ではない。

岩谷さん:佐野くんの隣の席にいる少女。母親を無くしている。給食を美味しそうに食べていることで佐野くんと仲良くなった。クラスではやや浮いている。

阿久津くん:クラスの人気者。オールラウンドになんでもできる良い子。しかし母子家庭で弟のお迎えをしたりしている。

石丸くん:佐野くん、岩谷さんと同じく一人で給食を食べていたが、二人が一緒に給食を食べるようになって嫉妬から攻撃的になっていた。その後、互いに友情を築き仲良くなる。

給食の時間です。のあらすじ

佐野くんは一人で給食を食べていた。給食時間は苦痛の時間。一人で食べるようになってから味がしないのだ。彼の隣の席の岩谷さんはいつも美味しそうに給食を食べている。そして彼女も一人だ。だが気にしている風はない。

ある日、思い切って彼女と給食を食べることにした佐野くん。その日からクラスのみんなとの関係が変わっていく。

給食の時間です。の感想

佐野くんが岩谷さんと給食を食べるようになったことがきっかけになって、クラスの人間関係が微妙に変わっていきます。とっつきにくいこだと思っていた子が、本当は優しくて自分を持った強い子だったり、鈍感だと思っていた子が急に泣いたり…。

一人一人の人生の背景にきちんと焦点を当てたオムニバス形式でストーリーが進んでいきます。丁寧に描いていて、心に残る感動的な物語です。

いやー、自分の小学生の時のことってほとんど覚えてないけど、こういうのを読むと、もっと味わって食べておけばよかったなって…。でも息子の給食の思い出は「まずい」で塗られていてちょっと驚く。