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【映画】ダラス・バイヤーズクラブ

アマゾンプライムでダラス・バイヤーズクラブが追加されていたので早速観ました。もう10回目くらいだよ。

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ダラス・バイヤーズクラブのキャスト

ロン・ウッドルーフ – マシュー・マコノヒー
イブ・サックス – ジェニファー・ガーナー
レイヨン – ジャレッド・レト
タッカー – スティーヴ・ザーン
デイヴィッド・ウェイン – ダラス・ロバーツ
リチャード・バークレー – マイケル・オニール
セヴァード – デニス・オヘア
ヴァス – グリフィン・ダン
フランシーヌ・サスキンド – ジェーン・マクニール
レイヨンの父 – ジェームズ・デュモン
サニー – ブラッドフォード・コックス
T.J. – ケヴィン・ランキン
ラリー – ローレンス・ターナー
ネディ・ジェイ – アダム・ダン

ああ、この映画にもジャレッド・レトが出ている〜。そうでした。ロードオブウォーにも出てたな…。

Lord of War ロード・オブ・ウォー


 

ダラス・バイヤーズクラブのあらすじ、ネタバレ有り

1985年、ダラス。ロン・ウッドルーフは生粋のカウボーイだった。女・ドラッグ・酒・ロデオ・ギャンブル…彼は人生を享楽的に楽しんでいた。
ある日、電気技師として働いている現場の事故で病院に運ばれたロンは、検査の結果「エイズで余命30日」と宣告されてしまう。1980年代のテキサスでエイズは「ゲイ(ホモ)の病気」であり、激しい偏見と差別に満ち溢れていた。エイズだと宣告されたロンは無類の女好きであり、ゲイではない自分が罹るはずはないと診断結果を信じようとしなかった。しかし詳しく調べるうち、異性との性交渉でも感染することを知る。同時に思わずしゃべってしまった仲間の口からエイズであることが広がり、居場所もなくなってしまう…。

エイズ治療薬のAZTは、当時臨床試験が開始されたばかりだった。AZTの存在を知ったロンは主治医のイヴ・サックスに処方してくれと迫るが、イヴは藁にもすがりたい患者の思いを知りつつも、「安全性が確認されていない薬を処方することはできない」と突っぱねる。違法な手段でAZTを手に入れるロン、しかしAZTは抗がん剤で逆にロンの体を蝕んでしまう。エイズと宣告されてから30日目、ロンは倒れて入院してしまう。
そして、同じくAZTの治験で入院していたトランスジェンダーのレイヨンと知り合うのだった。

倒れた時にAZTを不法に入手した相手からメキシコの医師のことを教えてもらう。その医師はエイズの特効薬を持っているという…。
病院を無理やり退院し、家中の有り金をかき集めてメキシコに向かうロン…。ダラスの自宅は無理やりに封鎖されていて、そこに彼の居場所はなくなっていた。メキシコに向かう車の中でロンは声をあげて泣くのだった。

メキシコのバス医師は医師免許を剥奪されていたが、エイズに関する知識や治療法は本物だった。バスは咳を誘発している肺炎の原因は、コカインやAZTのやりすぎだと説明し、的確な治療法を教えてくれた。免疫を高めること、それはこれまでの病院で教えてくれなかったことだ。

バスの元で治療を受けること3ヶ月後。ロンは劇的に回復していた。エイズは治らないかもしれないが、免疫を高め適切な薬を飲めば延命できると、ロンは知ったのだ。
ロンはバスから大量に薬を購入し、ダラスに戻ることにする。バスから「国境を超える時、エイズだと言うな、癌だと言え。全部自分が飲むと言え」とアドバイスをもらい、ロンは牧師のふりをしてアメリカに入国する。

そしてダラスに戻ったロンは、同性愛者をターゲットに薬を売り始める。その中で再びレイヨンと再開するのだった。レイヨンは25%の取り分でロンの薬を捌く手伝いを始める。同時にロンから治療法を聞いて、レイヨンの病状もよくなるのであった。

薬の販売は順調に軌道に乗り始め、ロンはモーテルを借りて会社を設立する。増え続ける患者たち。ロンは世界中を回って薬を調達する。同時にFDAとの対立も激しくなっていくのであった。そして、とうとう薬を全て没収されてしまい、ロンはFDAを訴えることを決意するのであった。
1987年3月11日。FDAは規則の変更を発表する。これにより、医師の処方箋がなければ、どんな薬も国内に持ち込めないことが決まり、ロンの商売は違法になってしまう。患者たちに薬を渡すことが困難になり、ロンの会社は経済的に困窮する。
レイヨンは男性の姿に戻り、彼の父親に会いに行く。レイヨンと父親はレイヨンが女性となったことにより、対立していたがレイヨンは男性の姿に戻ったところを父親に見せ、自分がエイズにかかっていること、ロンに助けられたこと、お金でその恩に報いたいと思っていることを話す。その夜、美しく化粧したレイヨンは、ロンに父からのお金を「保険を解約した」と言って渡した。ロンは喜んで受け取り、彼を抱きしめたのだった。

ロンはレイヨンの金で薬を調達しようとするが、うまくいかない。ようやくアメリカに戻ったが、そこでレイヨンが病院で死んだことを教えられる。怒りに震え、病院に行くロン。医師であるイブにAZTが危険な薬であることを訴える。

そしてさらに半年後、ロンはFDAとの裁判で負けてしまう。FDAのやり方はよくないと言いながら、結局はロンの主張は通らなかったのである。しかし裁判後、FDAはペプチドTの個人使用を許可した。
このことにより、ロンは再度回復し、もう一度ロデオに乗れるほどになったのだ。

ロンはHIV感染の発覚から7年後となる1992年9月12日に死去した。だがロンのおかげで多くの命が救われ、エイズへの偏見は減ったのである。

ダラス・バイヤーズクラブの感想

マシュー・マコノヒーとジャレッド・レトの演技が様々な賞を総なめしてます。このために20キロ以上減量したんだそうで…すごいとしか言いようがありません。
だいたいしょっぱなから、ガリガリだし。マシュー・マコノヒーってマッチョなイケメンじゃなかった?ってなる。
映画の途中で、ロンがかつての仲間と会って、レイヨンを紹介し無理に握手させるシーンがあります。はっきりした変化を感じさせるわけではないのですが、もともとその仲間と同じくらいゲイを差別していた彼が、そういった行動に出たことがとても胸に響きます。
また、女医のイブにAZTの危険性を訴えるところも…。
とてもいい映画です。