【映画】滝を見に行く
アマゾンプライムで沖田修一監督の「滝を見に行く」が追加されていたので、早速見てやりました!
沖田修一監督の「南極料理人」息子も私も好きやで!
2014年制作。オーディションの条件は「40以上の女性・経験問わず」だけ!しかも内容は「七人のおばちゃんが山で一泊だけ遭難して自力で下山する」というもの…。うーん、なんかすごそう!
滝を見に行くのキャスト(かっこは配役)
根岸純子(ジュンジュン)66歳:実質的な主人公。娘にこのツアーをプレゼントされた。遭難しているうちに、杖を作れるようになったり、蛇が捕まえられたり…最後には「滝を見に行きましょう!」とみんなを誘ったり
(根岸遥子:演技経験は、幼い頃の発表会程度で完全な素人。20代から主婦として生活してきた根岸さんが、60歳半ばにして、スクリーンデビューを飾る。)
谷由美子(ユーミン)44歳:美容師(もしかしたら水商売かも)、お店のお客さん(既婚)とただならぬ仲になったが、振られてしまう。失恋旅行。30000円もかけてこのツアーに申し込んだのに!喫煙者。
(安澤千草:1969年生まれ。’94年より、ケラリーノ・サンドロヴィッチ主宰の劇団「ナイロン100℃」に参加。劇団員として現在も活動中。)
関本百合子(セッキー)51歳:夫を長い闘病の末なくした。バードウオッチングが趣味の夫に影響されて山が好きになった。セッキーが夢で夫にあって「待って〜」と追いかけるシーンは泣ける。
(荻野百合子:家族の看護経験のあと、芝居や舞踊にチャレンジする機会を得るが、演技経験はごくわずか。だが今回、「映画に出たいというより、制作の現場を見てみたい」と、思いきって応募を決意し、合格。)
桑田三枝(クワマン)59歳:テニスで国体に出たことがある。そのため腰が悪く、道中で動けなくなったりする。ユーミンと喧嘩するが、仲直りする。クミと友達で一緒に参加した。口うるさい感じ。
(桐原三枝:’92年から日本語教師を20年ほど続け、並行してジャズシンガーとして都内のJAZZハウスでスタンダード・ジャズを歌っていた。その後、流山児★事務所の中高年劇団「楽塾」に入り現在も活動中。劇中の台詞にある通り、趣味でテニスも楽しんでいる。)
田丸久美子(クミ)59歳:テニスで国体に出たことがある。そのため腰が悪く、道中で動けなくなったりする。ユーミンと喧嘩するが、仲直りする。クミと友達で一緒に参加した。口うるさい感じ。
(川田久美子:1961年生まれ。音大の大学院を修了後、ピアノ講師を経て、法律事務所へ勤務の傍ら、オペラ研修所を卒業。その後ミラノへ渡ってイタリアオペラを学び、帰国後は事務職、ヴォイストレーナーなどをしながら、オペラ公演やコンサートに多数出演。)
花沢敬子(師匠)79歳:スミスと一緒に写真展に出るために参加。最年長。もっとも山の経験がある。
(徳納敬子:1934年生まれ。今回のオーディション応募者の中で、最年長の79歳(撮影時)。映画女優を夢見ていた高校生の時に、大映作品のカメラテストまで行ったが、親の反対で断念。結婚後、二人の子供に恵まれ、約50年主婦を全うしてきたが、女優の夢を諦めきれず、72歳の時に、蜷川幸雄氏が手がけるシニア劇団「さいたまゴールド・シアター」に入団。本作で見事に役柄をつかみ、60年越しの夢を叶える。)
三角道子(スミス)46歳:師匠とともに写真のために参加。バツイチ。子供を早く産んだので今は自由。とんがりコーンを並べているシーンがすごくいい。
(川田久美子:1967年生まれ。’93年より’07年解散まで、劇団「ベターポーヅ」に参加。現在はドラマや教育番組など、映像作品を中心に活動している。岐阜県の山村出身で、山を登る体力に自信あり。)
滝を見に行くの感想
あらすじはそのまんまなので、公式サイトをご覧ください。
いやー、相変わらずなんとも言えなく面白かったです。最初ケンケンガクガクだった七人が徐々に仲良くなって最後は、完全に女子会になっていました。特に山できのことか木の実とか集めて食べるシーンは絶品です。女子トーク!!!!
ところどころで踊りや歌が入り混じるこの感じ…。同じ監督の他の作品でもよくある光景ですね。最後のツアーガイドを蹴っ飛ばすシーン、みんなで農家のおっさんのトラクターに乗っていくシーン、みんな好きです。
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