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【映画】秘密と嘘

アマゾンプライムで評価がよかったのでなんとなーく見てみました。カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞、アメリカのアカデミー賞でも多数の賞にノミネートされたっていうし!

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秘密と嘘のキャスト

シンシア – ブレンダ・ブレッシン
ホーテンス – マリアンヌ・ジャン=バプティスト
モーリス – ティモシー・スポール
モニカ – フィリス・ローガン
ロクサーヌ – クレア・ラッシュブルック
ジェーン – エリザベス・バーリントン
ポール – リー・ロス
スチュアート – ロン・コック

秘密と嘘のあらすじ

シンシアは幼くして母親を亡くし、10代から稼ぎに出かけつつ、父と弟の世話に明け暮れた。
そのためか、共依存的な性格でおせっかいなためか、友人もなく、結婚もせず、21歳で生んだ私生児ロクサーヌとの仲もよくないのだった。
母親に対する不満からいつもイライラしている娘ロクサーヌ、ロクサーヌの恋人、カメラマンとして活動し裕福な生活を手に入れた弟モーリスと不妊治療に励むその妻モニカ。
そんな生活の中で、シンシアがその存在さえ忘れていた生まれてすぐに養子に出した黒人の娘ホーテンスから連絡が来た。彼女は育ての母が死に、その遺品の整理中に自分の出生証明書を見つけ、本当の母であるシンシアを知ったのだ。
それらの人物をさらに取り巻くトラブルや人々。嫉妬や憎悪、疑い、嘘、秘密、依存、罪の意識。さまざまな感情が渦巻く中、「家族」という幻想の中で、積もりに積もった不平不満がそこに噴出する。

秘密と嘘の感想

舞台出身のマイクー・リー監督らしく、脚本は一切使用せず、現場で役者とともに即興的に作り上げられていった世界観は極限のリアリティーを生んだんだそうです。
このシンシア役の女優ブレンダ・ブレッシン、どっかで見たことあるなーと思ったら「リトルボイス」のお母さん役の人なんですね!ホーテンスとの再会の時の演技が、すごくリアルです。ただただ苦しい。
結末はモーリスの自宅のお披露目パーティにホーテンスとともに出席して、暴露大会です。
大円団って感じではないですが、シンシアの苦しみが伝わる良作です。