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【漫画】天国ニョーボ

須賀原洋行さんの漫画、「天国ニョーボ」を読みました〜。
あああああああ、よしえサン、亡くなられてたんですね…なんかすごいショック…。

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天国ニョーボの登場人物

ニョーボ
奥さんの方。よしえサン。大学時代にディスコの合コンで旦那さんと知り合い、結婚する。旦那さんの漫画を愛している。

ダンナ
漫画家。漫画家になる前は公務員として働いていたが奥さんに出会って、漫画家として人生を始める。
料理がすごく上手。

匠君(タクミくん)
長男。本作品では、大学に通っており中国に留学したりしている。

創君(ツクルくん)
次男。本作品では高校生から大学生になっている。

夢君(アユムくん)
三男。この作品では中学生から高校生になっている。高校では、朝なかなか起きられず、内申点が悪くなって苦労している。

天国ニョーボのあらすじ

本作品の序盤では、すでに亡くなった奥さんのことを天国ドアで生き返らせて、奥さんが亡くなった後の家族の様子を描いている。
中盤からは、奥さんの闘病生活を中心に描いている。
奥さんは、乳がんと診断され、まずは抗がん剤によって癌を小さくし、その後手術を行っている。抗がん剤による副作用もなくなり健康になったかと思われたが、脳に腫瘍が転移しているのが見つかり、何度もけいれん発作を起こし、最終的に自宅での看取りを行った過程を丁寧に描いている。

天国ニョーボの感想

がん治療における家族と患者さんの苦しみが出ていて、すごく辛い気持ちになります。特に患者さん本人がどう思っているか、治療の選択についてなど日本のがん治療って何?って気持ちになる。
旦那さんが、意識をなくしてしまった奥さんの手をずっと握りながら、もう一度意識を戻らせてくれ、と願うシーンは涙なくしては読めません。
最終的に自宅で看取ったんですが、本当にどれだけ奥さんのことを愛していたの?すごいよ!!すごく感動します。
動けなくなった奥さんに、これまでどれぐらい愛していたか感謝しているかを語りかける場面があるんですが、涙腺崩壊です。三人兄弟が、反抗期だったり受験だったりと、乗り越えていく姿もすごくいい。
奥さん、家族の中心的な明るい素晴らしい存在だったんですね。