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【映画・WOWWOW】一応の推定

WOWWOWのドラマがアマゾンプライムに入っていたので、早速見てやりました〜。
松本清張生誕100年を記念して、第13回松本清張賞作品をドラマ化、第27回 ATP賞テレビグランプリ2010 優秀賞(ドラマ部門) 受賞した素晴らしいサスペンスドラマです。

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一応の推定の原作

広川 純 著
2006年6月 文藝春秋 / 2009年6月 文春文庫

原作の方はもともと保険調査会社に勤務されてその後、独立されたんですね。ご自身が体験されたこともあるのか、すごくリアリティがあるわ〜。

一応の推定のあらすじ

老人の死は自殺か事故か。ベテラン保険調査員が真実を解き明かしていく。
山形県の田舎町、暑い太陽が照りつける7月7日七夕の日。1人の老人が長井駅のホームから転落し、到着した列車に轢かれて亡くなった。彼・原田は3千万円もの高額な傷害保険に3カ月前に加入したばかりの上、移植手術をするしか助かる道のない重度の心臓病を患う孫娘がいた。
原田がかけた損害保険会社は、孫の手術費用を作るための計画的な自殺ではないかと老人の死を疑い、保険調査事務所の村越(柄本明)に調査を依頼する。村越の老練で粘り強い調査がはじまった。

一応の推定のスタッフ、キャスト

原作:広川純(「一応の推定」文藝春秋刊)
監督:堀川とんこう(「岸辺のアルバム」ドラマW「恋せども、愛せども」)
脚本:竹山洋(「秀吉」「点と線」)
音楽:清水靖晃
プロデューサー:高嶋知美

柄本明:村越努
平岡祐太:竹内善之
酒井美紀:川崎亜由美
美保純:家永芳枝
ベンガル:水野
鶴田忍:森田助役
白川和子:原田千代子
上田耕一:原田勇治

一応の推定の感想

柄本明さんの素晴らしい演技に圧倒されます。定年間際の保険調査員・村越役が物凄くハマってる。特に定年した日に村越が一人で自分に祝杯をあげるシーンは絶品です。
またストーリーも非常に良くできていて、最初から惹きつけられる。
村越の補佐を務める平岡役の竹内さんもイケメンでとてもよく合っています。
結末まで飽きさせないサスペンスです。